『ワープロ』プリセット適用後、『テキスト/アニメーター – 文字コード/文字コード』にエクスプレッション欄を作り、このコードをコピペでOKです。
“|”を他の文字に変えれば好きな文字にすることが可能です。
var mTxt = "|";
mTxt.codePointAt(0);
使いどころ
AEでテキストがカタカタ打たれる表現をするときには、エフェクト&プリセット欄の
『アニメーションプリセット/Text/Multi-Line/ワープロ』を使います。上記ffxをテキストへドラッグ&ドロップで、自動でアンダーバーが点滅しつつカタカタ打たれるアニメーションが出来上がります。インジケータがキーフレームの始点になることに注意してください。
ここからが本題です。アンダーバーではなく別の文字を点滅させたいときがありますよね?
その場合、テキストに追加されたプロパティ『テキスト/アニメーター – 文字コード/文字コード』の数字を変えてやればよいです。
しかし、ここには差し替えたい文字のUnicode番号(10進数)を入れる必要があります。「どの文字がどの番号なのか?」を調べるのがめんどくさいですね…。なので、エクスプレッションで文字を直接入れられるようにしました!
いまだにワープロっていうプリセット名がアレですねえ。
解説
変数に入れ替えたい文字を入れます。
var mTxt = "|";
そして、codePointAt()というメソッドで、文字のUnicode番号を得ています。
メソッドの引数がなぜ 0 かというと、「ゼロ番目の文字の番号を得ている」ということです。文字列の数え方はゼロ始まりで、文字は1個しかないのでゼロ番目でいい、ということですね。
mTxt.codePointAt(0);
“|”じゃなくて、別の文字がいい場合はその文字を“|”のところに入れれば問題なしです。
*注意
欧文フォントに全角文字(例えば“■”など)を指定しても、その番号に文字が入っていないので無効となります。全角文字を使う場合は日本語フォントにして下さいね。